デンタルインプラント入門

入れ歯について

知っておこう!長所と短所

まずは入れ歯についてです。

入れ歯は「有床義歯」という正式名称を持っています。義歯が並べられている台の部分を床部と呼び、この床部を口内の粘膜に密着させて用います。

ご存じの通り、総入れ歯(全部床義歯)と部分入れ歯(局部床義歯)が存在しますが、前者は粘膜のみで支持し、後者は粘膜による支持だけでなく、残存する歯にバネで固定する方式を併用します。

長所としましては、患者への負荷が最小になることとや着脱の容易さがあげられます。

短所としましては、「床部」という全く異質なものを口中に入れることから来る大きな違和感や、天然歯と全く異なる力の加わり方をすることから来る咬合力(噛む力)の弱さ、本来存在しないはずの「床部と粘膜の隙間」が不衛生になりがちなことなどがあげられます。

入れ歯は天然歯やインプラント義歯とはおよそことなる構造を持つということと、その構造が長所と短所を生んでいることがお分かりいただけたでしょうか。